パニック障害の症状「広場恐怖」とは
パニック障害の特徴的な症状として、パニック発作・予期不安・広場恐怖の3つが挙げられます。
突発的に襲ってくる、激しい動悸・めまい・息切れ、強い不安感等のパニック発作を1度起こすと、また発作が起こるのではないかという恐怖感に苛まれます。これが「予期不安」といいます。
そして不安感がまた発作を引き起こし、また不安感に襲われるという悪循環にはまります。そうなると、発作が起きるような場所に恐怖を抱くようになります。これを「広場恐怖」と言います。
パニック発作を起こした場所や、起こしそうだと感じる場所、助けを求めることが難しい、または逃げられないような密室空間などに特に恐怖を抱くようになり、そういう場所に行くことが出来なくなります。
パニック障害の70〜80%の患者さんが広場恐怖という症状を抱えていると言われています。
パニック障害の広場恐怖で恐怖を感じる場所として多いのが、電車やバスの車内、エレベーター内、人の多い場所、狭い場所などで、症状が悪化すると外出すらできなくなってしまいます。
パニック障害の広場恐怖を感じた人は、発作の回数が減っても発作が起きている間は、広場恐怖から逃れられない人が多いようです。
まずは、パニック障害の発作を抑制する治療が先決されます。発作が起こらなくなるにつれ、広場恐怖も感じなくなります。
パニック障害の広場恐怖は発作が起きるような場所に恐怖を抱く症状をいいます。パニック障害の広場恐怖は発作を抑制する治療が先決されます。
心の病はパニック障害、自律神経失調症、メニエール病といったかたちで症状を発するときがあります。ストレスと心の病は関連があります。日頃からメンタルケアに注意し心の病にならないようにしましょう。
パニック障害の克服に役立つ方法
カテゴリー:パニック障害の症状